部下が育つ上司とは
上司となれば、部署を代表する立場となります。お客様に失礼があってはいけないと思うことでしょう。しかしながら、何事も最後に上司が完璧にチェックすることが良いわけではありません。
部下が上司にミスを指摘されることがあっても、お客さんなどから叱られたり、ミスをして恥ずかしい思いをすることがありません。すなわち、部下が失敗することを恐れ、先回りする上司は子どもを過保護に育てる親と同じようなものです。
良い上司とは、ある程度部下に任せることのできる人です。たとえば、ある案件の目途が立つと、部下に一任し、退出します。もちろん、要所要所に厳しいチェックを入れるのですが、基本的には任せっきりなのです。
社内の会議に遅刻することもある上司は部下が不満を持つように思えます。しかしながら、不満を持つことはないのです。その理由として、案件を一任されたことにより、部下には緊張感と責任感が芽生えます。また、たまに遅刻してしまう上司に対しては、「かわいい上司」だからこそ、自分がしっかりしていなければと思うようです。
もちろん、何事にもバランスは重要です。この場合も締めるところは締める、抜けるところは抜けるとのように、絶妙なバランスを保つことが大切なのです。部下を1人前に育てるには、失敗を恐れずに任せることが重要です。
部署を代表する立場になると思わず肩の力が入り、何でも完璧にしようと思いがちです。しかし、部下を育てることも一つの仕事だと思い、ある程度力を抜いて接することが部下の育つ環境を作るのです。